勇気づけの嵐

木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
10月28日(土)シネマライズほか全国一斉ロードショー
(C)2006 映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」製作委員会
いよいよやつらが、帰ってくる!笑いと涙の完結篇!!

ぶっさんの死後3年。キャッツたちはぶっさんに、そして大人になりきれない自分自身に、最初で最後の"ばいばい"を言えるのか!?

■ 監督:金子文紀 ■ 脚本:宮藤官九郎
■ 出演: 岡田准一、櫻井翔、酒井若菜、
岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史、
阿部サダヲ、山口智充、ユンソナ、
古田新太、森下愛子、小日向文世、
薬師丸ひろ子、栗山千明、MCU
公式サイト

自由研究
by u73213
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決定的ジレンマ/思い出フィルター



<日替わり記事>


ラストシアター?


「ラストレシピ」やはり超感動作でしたね。


ただ、観る側にも大きな謎が生まれました。


カミさんの


「ネタバレ完了だからもう満腹。」


にはビックリ。


「忍びの国」4回、「大奥」に至っては10回も観に行った達人が?


多分また誘惑にかられる事でしょうけど...。


案の定、「もう少し細かいところまで観てみたい。」


もう兆候が現れています。


先に生まれる先生


日テレドラマ「先に生まれただけの僕」。


色々な意見が出た某局の水10ドラマより、すんなりアドラー要素が入って来ます。


タイトルからして正に横並びを表していますし、アクティブ・ラーニングは共同体感覚そのものですね。


但し、この学習法、技法だけで先走るとヤケドします。


できれば、アドラー心理学の理論や思想に触れてから実践頂けるとと思っています。


一方、加賀谷専務の恐怖による動機づけは、勇気くじきの代表格です。


反面教師として期待できますね。


<シリーズ・アドラー心理学キーワード>


【決定的ジレンマ/思い出フィルター】


*「自己決定性」


前回まで、ライフスタイルの機能を色々ご紹介しましたが、それを受け、理論のキーワード・実存主義にも関わるキーワード「自己決定性」に参りましょう。


アドラーは、「人は運命の主人公である。」との言葉を残しました。


やって来る運命は選べなくても、それを受けてどう行動するかの運命は主人公が決めるのです。


遺伝、環境、課題等がもたらす劣等状況をインプットとし、優越に向けてどの様なアウトプットすなわち言動を出すのかは、人それぞれが使うライフスタイルによって決まって来ると書いて来ました。


しかしライフスタイルと言うのはあくまで道具であって、それを選び取る主体があります。


それが自己であり、無意識的な働きも含んだ選び取る働きを自己決定性と言います。


キーワード・実存主義で言う自力救済や自己変革には、勿論この自己決定性が働くのですが、そこで書いた様に、アウトプットには、共同体感覚にかなった建設的なものがある一方で、非建設的なものもあります。


非建設的な決定の1つは、自己中で支配・操作する攻撃的なタイプです。


キーワード・家族の雰囲気で書きましたが、以前の私が正にこれでした。


もう一つのタイプは、キーワード・yes butで書いた様に、分かっちゃいるけど止められないと何かのせいにするもの。


これは、決定論・運命論や原因論を楯に、他力救済だけをあてにしたり、言い訳、退却を決め込む様な回避的なパターンになります。


回避的な決定で1つ例を考えてみましょう。


少し前、バラエティー番組「ニノさん」で、知ったかぶりしがちな言葉として「ジレンマ」を取り上げていました。


どっちに転んでも不利益を被るので動きが取れなくなっている事を言うそうです。


そして、フロイト派等がよく使う「ヤマアラシ・ジレンマ」なる心理学用語があります。


これは、寒いからとお互いに身を寄せ合うと、針がぶつかりあって痛いので動きが取れない状態を、傷付け合う人間関係の距離に例えて使っています。


「普通に応募するだけではコンサート当たらないし、色々画策する労力も大変で動きが取れない。」


これは心理学とは関係ない「ナマアラシ・ジレンマ」ですが...。


さて、アドラー心理学では、これら不利益で立ち往生するジレンマについては、言い訳にもつながる状況の原因論で捉えず、自己が何も手を打たない回避的な非建設的ライフスタイルを選び取り決定していると考えます。


もうお分かりですね。


特に夫婦関係等、愛のタスクでは、対人関係の距離が近くならざるを得ず、針がぶつかり合うからと言って、仮面夫婦を続けたり離婚をすれば、非常にお寒い状況、つまり、本人同士や子供に更なる大きな課題がやって来ます。


カウンセリングを受けたり技法を学んだりして行動を変える、つまり針先を丸くしたり、折り畳んだりしないと幸福には近づけません。


DV等の安全上の問題がなければ、離れる前に課題の分離を行い、相手の承認を求める事なく、相手の承認を求める事なく、対応を変えて行く事が良い結果をもたらすでしょう。


交友のタスクでは、針が当たらない距離をしっかり確保し、暖房を考える方法も有りましょう。


建設的な生き方は、工夫したり代替案を試しながら、課題を乗り越えて行く方法を選択し自己決定していく事なんですね。


更に心理療法を必要とする深刻な場合も有りますが、毒親等から受け継いだ、非建設的な言動の元となっているライフスタイル自体を変革し、それを選択決定する事もできると考えます。


針を取っ払ってしまうんですね。


人は動物と違い、この様な自己決定ができるんです。


とは言っても、実際のヤマアラシは、針のない頭を近づけて暖めあっているそうですよ。


人間も学ばねば。


「何歳ぐらいになったら、性格を変えるのに手遅れなのか?」と尋ねられ、アドラーは答えました。


「死ぬ1、2日前かな。」


建設的な自己決定の有効期限です。


*「早期回想」


ライフスタイルの中身についてあれこれ書いて来ましたが、診断方法についても触れておきます。


診断に有効な情報としては、家族布置、夢、信念体系についての質問、等があって、これらは既にキーワードの中で取り上げています。


そこで今日は、言葉は度々登場してますが、改めて、キーワード「早期回想」をご紹介しましょう。


・10歳頃までのでき事
・ある日、ある所での特定のでき
・始めと終わりのあるストーリーである
・ありありと視覚的に思い出せる
・感情を伴っている


と言う条件の記憶です。


キーワード・認知バイアス機能で書いた様に、過去の記憶に対しフィルターを通して思い出される事を言うのですが、この記憶にはライフスタイルの基本的信念が必ず反映されているので診断に使えるのです。


器官劣等性や家族布置等と違い、この記憶がライフスタイルを作り出しているのではなく、今のライフスタイルが、幾多の記憶にフィルターをかけて抜き出し、それを安定化の為に利用していると言う点にご注目下さい。


治療やカウンセリングに早期回想の診断結果をどう使うかについては、いくつかのパターンがあります。


また、早期回想の変化を観察する事で、改善効果を確かめる事もできます。


<シリーズ・アメブロ過去記事の復刻>


【カードゲーム】


NHKの「嵐の明日に架ける旅」ですが、板金メーカー社長の言葉、重かったですね。

倒産と言うどん底に際して、先代の人脈に助けられた事に感謝しつつ、その時できる事を精一杯やる、失敗を失敗で終わらせない前向きな気持ち、これら乗り越えの極意を、潤くんも上手く引き出していました。


そして大野さんのラジオ、また深イイ話が続きました。


「決定論が配られたカード、どう切るかは自由意志。」と言うネール首相の名言。

決定論は、世界に生起する出来事は、なんらかの形で元来決定されているとの考えです。

人間の己惚れと傲慢さを戒めている思想で、やって来る困難や運命も謙虚に受け入れます。

これは、自分の事しか見えない自己中な人には難しいです。

困難に際しても、じたばたしたり、落ち込んだりせず、後でそれも意味があったのだと気づける事を知っています。

そして今できることをしっかりやり遂げる楽観主義です。

一方自由意志は、自己決定、自力克服の実存主義。援助を受ける事はあっても、回避的にならず、劣等克服や改善を自らの力で成し遂げます。

この一見対立する様な2つの考えがどちらも大事だと、カードゲームを引き合いにして、見事に言い表していますね。

アドラーも当初、自身の乗り越え体験やニーチェの実存主義の影響を受けて、自力克服の重要性だけを考えていましたが、第一次大戦の悲惨さを目の当たりにして、共同体感覚(つながり感覚)の考えを確立するに及んで、ニーチェ等の無神論的傲慢さから離れ、「目標のない動きはない。この目標は決して到達される事はない。人間は決して世界の主になる事ができないという考えが浮かんだら、それを奇跡あるいは神の全能の領域へと移し替えなければならない。」と語っています。

哲学的議論はいろいろありましょうが、どうすれば人が幸福になれるかという目的を重視した結果がアドラーの考えになると思います。

自力で困難を克服する勇気をつけるアドラー心理学であっても、それに出会うまでの人との繋がり、導き等、自分だけの力では到達し得ない訳ですから。

ご自身の乗り越え体験等が語られる岩井俊憲先生の「心の雨の日の過ごし方」と言う著書には、プロテスタント牧師ラインホールド・ニーバーの祈りが載ってますのでご紹介します。

「神よ、私にお与え下さい。変える事のできないものを受け入れる平静な心を。変える事のできるものは変える勇気を。そしてそれらを見分ける知恵を。」

信仰で言えば、他力救済、自力救済、両方共大事だと言えないでしょうか?

【記憶のすり替え】

さて以前の「VS嵐」では、斗真さん暴露による翔くんのエピソードで盛り上がっていましたね。

故障エレベーター内での「怖いよー」が「勇敢にふるまった」にすり替わったくだり。

実はこれってよくある事なんです。

アドラーカウンセリングで、ライフスタイル(性格、信念等)診断をする事がありますが、方法の1つに早期回想というのがあります。

子供の頃の体験で特に視覚と感情を伴ってすぐに思い出せるエピソードを話して頂くのですが、これが、生きていく目的である劣等克服の手段、つまりライフスタイルをよく表しているんです。

人それぞれが違った主観でものを見ている、色メガネを掛けている、そしてこの信念がライフスタイルを作り上げている事は、本ブログ【私は誰?/世界は危険?/理想の私は?】でご紹介してますが、実はこの色メガネは、記憶に対してもフィルターとして作用しています。

ですから、ライフスタイルが変わると、想い出すことも変わって来たりします。

そして時に、今のライフスタイルに都合よく働き掛けてもらう目的で、記憶のすり替えや創作が起こる事があります。

アドラー自身の早期回想ですが、

「通学路にあった墓地で足がすくんでイライラしていたのを克服してやろうと、わざと一人で遅れて行き、何度も行き来を繰り返した事で、恐怖心がなくなった。」

と言うのがあります。

あまりに鮮明な記憶だったので、35才の時、級友等何人かに尋ねたところ、皆口を揃えて...

墓地なんて無かった事を証言しました。

これは、病弱だった為に、死への恐怖を克服したいと言う強い願いを表現した幻想だったのです。

この様に、実際に何が起こったのかではなく、今、その様に想い出すと言う事実が、ライフスタイル診断には重要なのです。

夢が診断に利用できるのも同じ理由に拠ります。

ところで翔くんのエレベーターの記憶すり替えですが、自分から先に想い出した事ではないですし、ある程度大きくなってからのものなので、今回のお話に当てはまらないかも知れません。

照れ隠しか笑いの為の創作でしょうか?それとも「大きくなった嵐」に関係あるでしょうか?

<シリーズ・旅の写真帳>


滋賀県に入って、米原駅を通過する北陸本線交直接続のD50。

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同用途後任で、片運転台の車を背中合わせ重連として主に運用された珍しいディーゼル機DD50の方は、暖房蒸気を客車に送る装着がない等の理由で、訪ねた時には引退し、米原のねぐらで休んでいました。


一次型

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二次型

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因みにこの北陸本線の田村までの米原口は実に特殊な区間で変容が著しく、また、それゆえ車両も変わり種の宝庫でした。


コストの安い交流で昭和32年に電化された北陸本線と直流電化の東海道線との接続は、当初、米原-田村間に非電化区間を設け、上の写真でご紹介した様なSLや電化に追われ南下したDLに付け替えて運行していました。


D50やD51以前には、本ブログ【コントロールせな、あかんじょう/怒り爆発!】で写真をご紹介したE10と言う、国鉄最後の新製SLも働いていましたね。


このE10型は、老朽化のひどい4110型の後ガマとして、同じく動輪軸を5つも持つ急勾配用でしたが、奥羽本線トンネル煙害対策としてなされる電化までのつなぎ役であり少数派でした。


予想通り、すぐに本来の活躍場所を失った上、少数派が災いし、場違いな特殊任務にたどり着いた悲運の機関車です。


他には、日本車両の試作ディーゼル機で名古屋・笹島駅の入換に使われていたDD93が試験的に入りましたが、最終的にエンジン換装の上、名古屋臨海鉄道に移り、私の小学校通学路に沿った高架上を行き来していました。


さて、交流と直流の両方を走れる電車が開発されると直流電化区間が田村駅まで延び、同駅の南に設定されたほんの短いデッドセクションを除いて非電化区間はなくなりました。


この短い無電区間に於いて、車両側で交直切換をする訳です。


しかしながら、機関車の方は、付け替えができるからいいやとの甘えからか、まだまだ切換が試験段階で、電化延長後も、大正から昭和の始めに生まれた古豪SL・D50が、リレー役で安定的に一番長期間活躍したのは、ありがちな事とは言え興味深かったですね。


その交直両用電機では、EF55廃車の部品を流用して試作された凸型ED30(2代目)も、特殊機ながらしばらく活躍しました。


また、交直切換の検討等でED46やEF30が来た事もある様です。


その後、電車と同じ様に、車上交直切り替えが可能な交直両用量産型のEF81の配置で、SLからバトンタッチしていたDE10型ディーゼル機関車への付け替えからようやく開放された田村駅ですが、今度は、京阪神地区から新快速電車乗り入れで利便性を図る為、敦賀-米原間が、地元費用負担等で直流に変更され、交直デッドセクションは敦賀に北上、関西通勤型直流車両の切り替えなし運行が始まり今に至っています。


近年では、この区間には動画でご紹介しているC56やC57、更には今後D51の200号機も加わりそうな「北びわこ号」が走り、復活したSLが人気を呼んでいます。


これらは梅小路SL館ゆかりの機関車達ですね。


<鉄道動画集>


YOU TUBE「スヌーピー1」からご覧下さい。


(続く)



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by u73213 | 2017-11-10 19:15 | Comments(0)

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